バス亭に宿る猫とセーラー服の少女。



「いい天気。」
智彦はそう言って、運転している軽自動車を道路脇に止めて窓の外を見渡しました。
智彦は山道を登ってきましたが、その途中から見える景色があまりにも綺麗なので、つい車を止めてしまったのです。

 智彦がいる山から遠くに海が見えて、その海に向かって川が流れています。
そして川を挟むように田圃があって、所々、家が建っているのが見えます。
さらに、そのバックに青い空が広がり、時々、白い雲が浮いていて、
太陽の光がその周りの景色を一段と智彦の目に鮮やかに見せているのでした。
智彦は助手席に置いてあったカメラを手にして1、2枚写真を撮りました。

 相田智彦。 とにかく写真を撮るのが好きな青年でした。
それと旅をするのも大好きでしたから、旅行の為にバイトでお金を貯めて、
お金が貯まったら旅行へ行くという生活を繰り返していました。
しかし、旅行と言っても、オーストラリアへ行くとか、ヨーロッパへ行くというのでは無く専ら国内。
もう一つ付け足すと、軽自動車での旅でしたから、そんなに遠くへは行ってませんでした。

、その分、その土地に長めに滞在する事が多かったようです。
今回も、智彦が住んでる県から3つぐらい離れた県の田舎町に来ていました。
智彦は都会に住んでる事もあって、つい田舎の自然が多い所へと足が向いてしまうのでした。

 しかし、旅行でこの土地に来ていたはずなのですが、なぜか助手席にはビールが1ケース置いてありました。
智彦が全部これを飲むというのではありませんし、誰かへのおみやげということもありません。
智彦はなぜか酒屋さんで働いていたのです。
なぜ、そうなったかというと、智彦がこの村を訪れた時はすでに夜も遅くなっていたので、
とりあえず、泊まる所を探す事にしました。
しかし、もともとこの辺は田舎で建物自体も少ない所ですし、
観光客の来る所でもありませんから、宿自体も少ないのです。

 そんなワケで、智彦がいくら走り回っても泊まる宿は見つかりませんでした。
そんな時にたまたま寄ったのが今、お世話になっている棚橋酒店というお酒屋さんだったのです。
智彦は夜中にこの店に訪れて、泊まる所は無いかと尋ねたのですが、
やはり思っていたとおり無いと言われました。

 しかし、ここの親父さんがとてもいい人で、智彦が困っているのを見て、
泊めてくれると言ってくれたのです。智彦も遠慮をしない性格だったので、
すぐにこの話は決まったのですが、親父さんにも、智彦はちょうど良いお客だったようです。

 というのは、ここの従業員がちょうど、昨日夏休みを取って都会に出ていった所で、
配達する人がいなくて困っていたそうなんです。それでちょうどタイミング良く智彦が来たので、
それで親父さんはしめしめと思って、快く智彦を泊める事にしたというのが真相のようでした。

 翌日、智彦はいきなり、朝七時に起こされて仕事をしろと言われた時はビックリしたものです。
しかし智彦も一晩泊めてもらったという義理がありますから、しぶしぶ親父さんの言う事を聞く事にしました。
そんなワケで智彦は配達をしながらこの村の景色を写真にとる事にしたのでした。
そして、今日も智彦は山田さんというお爺さんの家にビールを配達している途中なのです。
当然、智彦自身は山田さんに会うのは初めてだったのですが、道は、親父さんに聞いているので知っています。

 智彦は写真を取り終わると、再び軽自動車を山頂近くにある山田さんの家を目指します。
どんどん一車線しかない山道を登っていくと、バス亭がありました。
ちょっと他の場所で見かける屋根着きのバス亭より少し大きめのバス亭で、
よく駅なんかで見かける待合室といった感じの造りをしていました。
しかし、随分とほったらかしにされていたようで、今はすっかりと古くなって
さびれていました。木で出来ていましたが、薄汚くなっていましたし、
窓枠もあるんですけど、ガラスが入っていなくて、入り口にも昔は
ドアがあったのかも知れませんが、今は無くて入り口から中の長椅子が丸見えになっています。 

 そしてなぜ、智彦がこの建物をバス亭だと解ったのかと言うと、
この建物の前に時間表が書いてある看板が錆びて横になっていたから解ったのですが、
もしこれがなければ、何の建物かは解らなかったに違いありません。
 
 智彦は、別にこのバス亭を気にせず軽自動車を走らせていました。
坂を上りきると、突然、視界が開けて、畑が広がります。親父さんが言っていましたが、
この畑は全部、山田さんの物なんだそうです。そして、さらに畑の中の道を進んで行くと、
平屋建てで少し大きめな家が見えてきます。畑にはキャベツや大根などの野菜が植えられていました。





智彦は山田さんの家の玄関の前に軽自動車を止めました。そして助手席から注文のビールを持ってドアを開けます。
「山田さん、こんにちは。棚橋酒店です。ビール1ダースお持ちしました。」

そういうと、中から、白髪まじりの着物を着たお爺さんが出てきました。
山田さんは智彦を見るなり、不思議な顔つきで、
「おう。ご苦労さん。電話でいっとったが、都会からワザワザこんな所にバイトに来るなんて、お前さんは変わった男だのお。」

「いえ、ちょっと、泊まらせてもらったお礼に手伝ってるだけですよ。」

「そうかそうか。とりあえず、ビールの配達をしてくれるんだったら、
それでいい。遠い所をご苦労さんじゃったの。いくらだの?」
「はい。ビール大瓶12本で、3600円です。」
山田さんは、サイフを取り出して、1万円札を出します。
「すまんが、おつりをくれ。」
集金袋からお釣りを取り出して、山田さんに渡しました。

「広い畑ですねえ。家の前の畑って全部山田さんの畑なんですってねえ。」

「そうじゃ。だが今はこのような畑になっとるが昔は、ここには学校の校舎があって、たくさんの子供たちが遊んどったものじゃ。」
山田さんはしみじみ昔を思い出して口を開きました。
「へえ。今はこんなにたくさんの野菜が育ってるのに、昔はこの畑があった場所に校舎が建ってたなんてすごいですよねえ。」

智彦はそう言って、頷いて見せました。そして続けて、
「なぜ、その校舎が無くなったんですか?」
と聞きました。
でも、そう聞いてすぐにきっと若い人が都会へ行って、過疎化が進んで、子供が少なくなったから、
校舎は取り壊されたんだなと思ったので、そう言った後、すぐにうち消すように
「子供が居なくなったから、校舎はなくなったんですね。」

と、言い足しました。 だけど、山田さんの答えは違っていました。
「いいや。校舎は、火事で燃えた。」

「あっ、そうなんですか。」 智彦は、意外な答えに驚きました。

山田さんは続けます。
「今の学校は何処でも鉄筋のコンクリートで作られておるから、
そう簡単に火で燃える事はないだろうが、昔の校舎じゃ。木造の校舎じゃったからの。
しかも、火事になったのが夜じゃったから、発見も遅くなって、すぐに全焼じゃ。
夜が明ける前に燃え尽きてしもた。」

智彦も思わぬ話に息をのんでしまいます。
「しかし、昔はよかったのお。子供たちの笑い声が絶えなかったもんじゃ。」
智彦もそう話す山田さんの顔を見ながら、この家の前の広い畑があった所に昔は学校があって、
子供たちが勉強したり遊んだり運動場なんかを走り回っている情景を想像していました。

「山田さんて、子供が好きだったんでね。」
智彦がそう言うと山田さんもごきげんになって、
「そうじゃ!今のこの畑もいいが、やっぱり子供の声は良かったぞ。
その中でも泰三は、にぎやかさにかけては、わしが教えた生徒の中では一番だったな。
にぎやかというよりうるさいと言った方が当たってるかもしれんがな。」
山田さんはそう言って大声で豪快に笑いました。

「へえ。山田さんはここの無くなった校舎で先生をしていたんですか?。」
「そうじゃとも。わしはこの学校が大好きだったからのお。校舎がなくなった後も、
こうやってここに住んでおるのじゃ。」

「へえ。そう言えば、畑のちょっと下にバス亭がありましたけど、
学校が無くなったからバスも来なくなったんですね。」

 智彦は、ここへ来る途中に見かけたバス亭を思い出して聞いてみました。
「そうじゃ。やっぱり昔も家が散らばっておったからの。
離れた所にすんどる生徒はバスでここまで来たもんじゃ。」


 智彦は軽自動車に乗って、行きに通った野菜畑の道を帰っていきましたが、
その風景は、行きに見た景色とは別な景色のように見えました。
そして、その帰り道の事でした。智彦はバス亭の前を通ります。そして、
なんとなく中を覗きました。すると長椅子の上に、白い猫が丸くなって寝ているのが、
開きっぱなしになっている入り口から見えました。

 智彦は、なにかその猫が気になって、ブレーキを踏みバックしました。
バス亭を少し通り過ぎたところで車は止まります。
 そしてカメラを持って、バス亭の入り口の前に来ると、思わず
「えっ!」 と小さく、声を上げてしまいました。

 見るとその長椅子には、先ほど見た白い猫の姿は無くて、
その代わりにセーラー服を着た女の子が横になって、
気持ちよさそうに寝ていたのです。

 その女の子は、年は15ぐらいな物でしょうか。
髪を三つ編みにして、学生カバンを枕にして気持ちよさそうに寝ていました。
寝顔を見ると、童顔で、美人という感じではなくて、可愛いと言った風貌です。

 智彦は、入り口からは長椅子の一部分しか見えませんでしたから、
この子は最初から居て、猫の方は、車の気配を感じて逃げていったんだろうと考えて、
そのまま帰ろうと思いましたが、帰る際にこの女の子が気になって、
この少女の写真を一枚撮りました。

 智彦は棚橋酒店に帰って来ました。
山田さんと話した事を親父さんに話すと、親父さんも山田先生には
ガキの頃からよく叱られたもんだと言って、笑っていました。

 さっき、山田さんが先生とは言ってなかったじゃないですか?と智彦が聞くと、
別に言わなくても、解るだろうからなと言っていました。
みんな子供たちもあの学校が好きだったそうで、今でも当時の同級生がよく集まって、
酒を飲み交わしているとの事でした。

 そして、智彦はこの棚橋酒店で仕事をしながらこの村の写真を撮っていたのですが
1週間も経った頃に、都会へ行ってた店の者が帰ってきたので、智彦は親父さんに
少しばかりの給料をもらって、家に帰りました。





 そして、智彦がその村で写したフイルムをなじみの写真屋さんに預けた翌日の事です。
智彦は、その出来上がった写真を一枚一枚、見ていました。
なかには、良い写真もあるし、中にはちょっと、角度が悪かったかなとか、
ピントが悪いとか不満の写真もあります。
気に入った写真はアルバムに張り付けて、気に入らない写真は、
お菓子が入ってた空き箱にしまっていくのですが、一枚の写真を見つけて、
「あっ」と驚きました。

 その一枚の写真というのは、あのバス亭での写真です。
しかし、その写真には写したハズの女子学生の姿はありませんでした。
その変わりに、その写真には白い猫が寝ていたのです。
「おかしい。たしかに女の子の写真を撮ったハズなのに。」

 智彦は不思議に思い、その写真に写っている猫を見つめていました。
しかし、その時、智彦はあまり深く考えませんでした。
「そういや、このバス亭でこの白猫もあれから撮ったかも知れないな」。

 その写真をとりあえず、横へおいといて、再び写真の整理に取りかかりました。
あれから、後も何度か山田さんの家に配達に行きましたし、当然、
このバス亭の前もよく通りました。ですから、智彦はこのバス亭も何枚か写真に
納めていたのかも知れないと思って、別に気にもしませんでした。
それに、あれからだいぶと日にちが経っていましたから、セーラー服の少女の事は覚えていても、
少女を見る前に軽自動車から見たバス亭の長椅子の上に寝ていた白猫の事は
忘れていたとしても仕方ないでしょう。
ですが、智彦は最後の一枚を見終わった時も初めてバス亭を見た時に
撮ったセーラー服姿のおさげの少女の写真は見つける事ができませんでした。

「撮ったつもりでいたけど、撮らなかったのかも知れ無いなあ。」
智彦は、再び白猫が丸くなって寝ているバス亭の写真を手にとって見つめました。

しかし、智彦の頭の中には写真に写ってる白猫よりも、セーラー服姿の少女で一杯でした。
智彦はその一枚だけは、アルバムにも貼らずに、お菓子の箱にも入れずに、
机の上に置いたままにして置いたのです。





 その夜の事でした。この夜は特に暑くて、智彦は窓を開けっ放しにして、
扇風機も回しっぱなしにして、寝ていました。しかし、なかなか寝付かれずにようやくうとうと仕始めた頃です。
何処からともなく猫の鳴き声が聞こえ てきます。
その声は何かを楽しんでいるような感じの声に聞こえました。
智彦は、その声で目覚めます。
しかし、別に気にせずに眠ろうとしたのですが、猫はしつこく鳴き続けます。
智彦はだんだんと気になってきて、窓の外を見回しました。
しかし、猫の姿は見つける事ができませんでしたが、
相変わらず猫はニャーニャと鳴き続いています。
智彦は、また布団に入りました。
そして、猫の鳴き声にも慣れて、再び智彦がまたうとうとして眠りかけた頃に、
その猫が大声で叫び出しました。

 その声はまるで、猫自身が自分の死を感じて、発したような叫び声だったのです。
智彦はその声にびっくりして、飛び起きました。
 その声は、すぐに聞こえなくなりました。
しかし智彦は、その不気味さに怖くなったのか、窓を閉めて、布団を頭からかぶって眠りました。
しかし、またすぐに飛び起きます。 「もしかして・・・。」
やっと、智彦は思いだしたようです。

「そういや、白猫を撮ろうとして、あのバス亭に入ったんだ。」
すっかり目が覚めてしまった智彦は、部屋の明かりを付けて、机に置いてあったあの写真を見ました。
そして、その写真が目に入った瞬間、智彦は完全に目が覚めてしまったのです。
写真は、確かにあの写真のハズなのに、白猫は写っていないのです。
ただ、その写真はバス亭の中で長椅子を写しただけの写真になっていました。

 智彦は、急いで、他の写真を見る事にしました。
もしかしたら、他の写真と間違えたのかも知れないーそんな考えもあって、
再びアルバムからお菓子の箱の中、そして、布団をめくったり、机を動かしたりして、
一生懸命その白猫が丸くなって写っているバス亭の写真を探しました。
しかし、どこにもありません。 「おかしい・・・。」

 智彦は、すっかり散らかった部屋に座り込んでつぶやきました。
智彦は、訳が分からず、ぼーっとしていました。
その時です。今度は、はっきりと猫の鳴き声が智彦の耳に突き刺さりました。
そして智彦は猫の鳴き声が聞こえた方向を見ました。さっき、眠りかけて、
うとうとしていた時に聞こえた猫の鳴き声は外から聞こえたような気がしましたが
今度は、はっきりと、この智彦が居る部屋の中から、聞こえてきました。
智彦は、その猫の鳴き声がした方向を、おそるおそる見ました。

 智彦は手に持っていたバス亭の写真を見たのでした。
さっきまでは、バス亭の中の長椅子が写っていただけの写真のはずでした。

 「・・・・」。
写真を見た智彦は言葉を失いました。 完全に智彦の表情は凍り付いて、
その写真から目をそらすことさえ出来なかったのです。
なぜかというと、その写真の長椅子の上には、再び白猫が写っていました。
ただし、さっきまでと違う姿勢、気持ちよさそうに寝ていた白猫は、
目を見開いて両手両足を伸ばして、そして口から血を流して、死んでいたのでした。
智彦は、しばらく怖くて動けませんでした。

 「落ち着け!」と自分に言い聞かせます。 「こう言う時は、どうすればいいか、考えよう」と、
手を組んで考えていましたが、何かいい考えが浮かんだのか、智彦は手を叩きました。
そして、その写真を机に置いて、その前に小皿に水を入れて置きました。
さらに、机の引き出しに入ってた線香に火を付けて、空き缶に立てました。
それだけしておいて、智彦は手を合わせて祈りました。
「あなたはもう死んだのです。ここはあなたが居るべき所ではありません。すぐに天国へと旅立ってください。」
祈って、「よし」と、自分に言い聞かせました。

 智彦は、昔、小学校へ行っていた頃によく心霊写真集という本を見ていた事を思い出していました。
その本にはいろんな心霊写真が乗っていて、その写真に写った霊を成仏させる方法が乗っていたのです。
智彦はそれを思い出したのです。
 その祈りが届いたのか、それはどうか解りませんが、それから、猫の気配は消えました。
写真も白猫が丸くなって気持ち良さそうに寝ているという元の写真に戻っていました。
しかし、当然、智彦は眠れるハズもなくフトンの中で震えながら翌朝を迎えたのでした。





 そして智彦は白猫の事が気になって居ても立っても居られず、あの写真一枚を持って、再びあの村へと出かけました。
あの日と同じように、青空が広がっています。
智彦は、何処にも寄らずにまっすぐ、あのバス亭へと行きました。
バス亭は以前に見たバス亭と変わった様子はなく、ただ、そこに立っています。
智彦は、バス亭に入り込んで、長椅子を見ました。
その長椅子は丸太を細かく切って黒くペイントした板をつなぎ合わせて、作ってあります。
それが出来た時はすごく綺麗で上等な椅子だったのに違いありません。
しかし今はというか、バス亭自体がそうなんですがこの長椅子も所々、板が腐っていて、崩れていました。
古い感じはしますが、そういう何か事件があったとか、そういう匂いは智彦には感じ取れませんでした。

写真を見て白猫が寝ている場所をよく見る事にします。
しかし、何も変わった様子はありません。 結局、このバス亭からは、
何も見つけることが出来ずに智彦は他へ行くことにしました。
この間、祈って以来、猫の鳴き声はピタリと無くなっていましたから、
もう気にしなくても良かったのかも知れません。
しかし、智彦は白猫の他にもう一つ気になっていた事があったのを思いだしていたのです。

 あの時、このバス亭の前を通り過ぎた時に、白猫が長椅子に寝ているのが見えて、
その白猫の写真を写す気で、このバス亭に入ったのです。
しかし、実際に入ってみると、居たのは白猫では無くて、
セーラー服を着て髪型をおさげにしていた少女が寝ていたのでした。
そして、智彦は少女の顔を写真に撮りました。

 今、智彦はその時の様子をハッキリと思い出していました。
だから、この写真にはあの少女が写っていなければおかしいのです。
しかし、このバス亭からは何も解らなくて、次に智彦が考えたのは、
当時の学校が、火事になったという事。それがこの白猫ーあるいは
セーラー服の少女と何か関係があるのではないか。という事でした。

そう思った智彦は、先生をしていた山田さんの家を訪ねていきました。

続く